足の長いペンギンのその後

てっきりコサギさんに追い払われて

もう来なくなってしまったかと思っていた

ゴイサギさん、いつのまにかやって来ていました。

せっかく見つけたいい漁場だもの。

そう簡単に引き下がってたまるかってところかな。

アオサギさん、また仲良くやっていきましょうね。

三者三様のスタイル。

時々ペロンペロン舌なめずりをしています。

だいぶお腹が空いてるんでしょうか。

いつもの構え。

なぜここで漁をするのか…。

ここで写真を撮っていた方から聞いた話ですが

アオサギは足が黒茶色なので水の中にいても

魚は木の枝か何かと思って警戒しないのだとか。

一方ゴイサギの黄色い足は水の中だと　

目立ってしまうので魚が近づかないのだそう。

だから水には入らずに魚を獲るのだと言う

話を聞き「なるほど〜」と思いました。

お腹が満たされたのか飛び去っていきました。

橋の下にもう一羽いるのを発見！

目撃情報によるといたち川に三羽はいる様です。

ただでさえ暗くなってくる時間の上

橋の下にいるので綺麗な色が出ません。

でもこの状況がますます氷の上にいるペンギンに見える　笑。

そんな時風が吹き、私は見てしまったのです！

一瞬にしてフェアリーペンギンが

イワトビペンギンになる瞬間を！！

なりすます瞬間を！！

漁場が空いているのに気付いたようです。

シュワッチ！

そして低い姿勢で構えます。

早速キャッチ！

水から離れて咥えなおします。

万が一落としてもすぐに拾えるからかな。

だいぶ暗くなって来ました。

カルガモさんたちは家路へと向かいます。

調子良く次から次へと魚を捕まえます。

あまりに上手に魚を捕まえているのを見てか

アオサギさんが場所を代われと言わんばかりに

にじり寄って来ました。

仕方なく？場所を譲るゴイサギさん。

場所を代わってみたものの

ゴイサギさんのように上手くはいかなかったようです。

「やっぱりここが落ち着くなあ」

と言っているように見えました。

もうこんなに月が出ていました。

スーパームーンの2日前です。

撮影も限界なので撤収〜。