去年の話題ですが…
僅か一か月前のことなのに年を跨いだせいか
何ヶ月も前のことのように思えてしまう。
師走の9日から11日までサイクリストの憧れの地
しまなみ海道ほかを姉夫婦と旅して来た。
東京駅で待ち合わせ7時10分発ののぞみに乗り福山へ。
山陽本線の可愛い車両に乗り換えて尾道で下車。
改装中だったけど小さな駅舎に驚いた。
駅前で自転車を借りた。
閑散期のこの時期だからカッコいい自転車を選び放題なのかと思いきや
年季の入った自転車ばかりでチェーンの自転車が少ない。
初めてベルトドライブのクロスバイクに乗る。
後輪しかギヤチェンジ出来ないのだけれど
結果二日間乗ってみて何の問題もなかった。

瀬戸内海を渡る船の乗船時間まで間があったので
お寺巡りとお昼を食べるため早速借りた自転車に乗って繰り出した。
町をすり抜け、坂を上って西國寺に到着。
仁王門に吊るされた巨大わらじに圧倒された。

足の神様のようだ。
門には沢山の絵馬が納められていて
「足が治りますように」とか
「早く走れるようになりますように」
などと書かれていた。

息を切らしながら階段を登りきって
振り返ると…

曇り空で写真では分かりづらいけど
眼下に尾道の町と瀬戸内海が広がっていた。
絶景ポイント!

奥には三重塔もある立派なお寺だった。
さっとお昼を済ませてレンタサイクルの前の桟橋に戻る。

何と船は貸切状態!
初めて見る瀬戸内海に落ち着きのない子供のようになった(笑)
海からすぐのところに家が立ち並ぶのは
瀬戸内海ならではの光景かしら。
それだけ海が穏やかってことなのかな。
ただでさえ橋好きな私がこれからいくつもの橋を自転車で渡れるなんて
ウキウキワクワクでしかない!
そんな興奮状態だったので
向島(むかいしま)、因島(いんのしま)を過ぎ、
生口島(いくちじま)の瀬戸田港までの40分の乗船時間はあっという間だった。
つづく