全てが美しい朝
2018年 01月 23日
関東地方は四年ぶりの、しかも前より多い積雪に
通勤通学で悲惨な目に遭われた方々は
お気の毒様でした。
受験シーズンに大雪が降って
受験生も会場にたどり着くまで
大変な思いをしたニュースも飛び込んで来ますね。
その度にレポーターやアナウンサーは
「くれぐれも滑って怪我などなさらないように…」
と、決して使ってはならないワードを口走らないようにナーバスになっていることでしょう。
そんな方々の気も知らず
大概雪の降った翌日は晴れるので
ワクワクソワソワしてしまう私です。
今朝は滅多に出番がないSORELのブーツが
よし、履けるぞ!と
意気込んで早朝散歩に出かけました。
我が町付近は30cm近く降ったのではないでしょうか。
しかもサラサラな雪で、歩くとキュッキュと鳴る音が心地よし。
鳥居をくぐり、お寺の脇を通ると
墓石までもが可愛いくなってる。
いつもはゲートボールや野球などで使われているグラウンドが
まるで大量のドライアイスを焚いているような幻想的な風景になっていました。
これが見られただけでも来た甲斐があった!
公園ではベンチがソファーに
水飲み場はリクライニングシートに変身していました。
シンボルの赤い橋は残念ながら改修工事中でしたが
普段はあまり綺麗じゃないじゃぶじゃぶ池も
夏に見事な蓮と睡蓮の花を咲かせる池も
普通に犬を散歩させているおじさんまでもが
美しい光景になって輝いて見えました。
「あ〜いい朝に出会えて良かった!」
(ブルゾンちえみ風に言ってみた)
でもでも、溶けきれなかった雪が凍って
本当に危ないのは今夜から明日の朝にかけて。
「くれぐれも滑って転ばないように…」
「あ、つい口を滑らせてしまいました」
「あっ…また…」
なんて事のないように気をつけましょうね。
by瓜坊家(うりぼや)