二泊三日石垣島の旅 Part 2

丸一日フリータイムというのが2日目しかなかった。

もう明日のお昼には飛行機に乗らなくてはならないので
時間と体力の許す限り色々観て回りたかった。

次に目指したのは米原ヤエヤマヤシ群落。

ヤエヤマヤシは世界でも石垣島と西表島にしか生息していないのだそうだ。
木の肌が迷彩色。

ここでもタクシーの運転手さんから話を聞くことが出来た。
ギランイヌビワは木に直接実が成って、この実はオオコウモリの大好物なのだそうだ。

「ほら、ちっちゃいのがいた」
と運転手さんの指差す先には
サキシマキノボリトカゲの子ども。
と言ってもシッポまで10cm位あったかな。
完全に木と同化してお見事‼️

トカゲはあまり得意ではないけど
目がパッチリしていて可愛く思えた。

駐車場の脇に小さなお土産やさんがあり
店先でサトウキビのジュースを作っている。

シュレッダーのような機械にサトウキビの幹を入れると
バキバキすごい音を立ててジュースを濾していく。
試しに一つ買ってみた。
甘い割にはさっぱりしていて美味しい。
地元の若者がこれに石垣の塩を入れて飲むのが更に美味しいと言っていた。
糖分と塩分、夏バテに良さそう〜。

この後、川平湾に向かったのだが
途中カラフルで大きな造作物が目を引く建物があり
覗いてみることに。

米子焼き工房キムサー館

広い敷地にかなり大きいユニークなシーサーがいくつも置かれている。

ここにも島バナナが‼️

食べたーい！でもこれは青すぎか…。

次なる川平湾はこれまでで一番観光地という感じだった。
グラスボートに並ぶ人の列が出来ていた。

お土産やさんに併設されたレストランに入ろうと思ったが貸切になっていた。
お昼の時間をとっくに過ぎていたので
食べるところを探しつつ車を走らせていたら
地元の人しか入らなそうなオープンな食堂（屋根しかない）をみつけて
ようやくお昼ご飯にありつけた。

ここまで回ったところは一切入場料とか駐車場代がかかっていないのが素晴らしい！

最後に向かったのが石垣鍾乳洞。

日本の鍾乳洞の中で7番目の大きさだとか。
すごいのかすごくないのかわからないランクだけど
何万年も前からのサンゴ礁から作り出された大自然の産物にはゾクゾクした。

鍾乳洞ってひんやりしたイメージだったけど
それほどではなかった。

気ままに島内一周しても夕方明るい時間には戻って来られた。

あとは夕陽を残すのみ。
だけど低い雲が立ち込めていて期待出来そうになかった。

それでもダメ元で観に行きたいと姉を誘うと
疲れたからホテルにいるとつれない返事💧

仕方ないのでひとりで車に乗った。

もう島内一周したらどこでも行ける気になった(笑)

雲が多かったので日没時間より早く陽が沈んでしまいそうたった。
あまり遠くへは行かれない。
西へ15分位走ったところに良さそうなポイントがあった。
車を止めたのは琉球観音埼灯台手前の公園。

元来貧乏性なので
旅行先でのんびり過ごすということが出来ない。

久々の旅行だったけど、若い頃南の島に行っては
アクティブに動き回っていた記憶を呼び起こされたような旅だった。
6月には九州方面を旅する予定があるので
良いリハビリ旅行になった。

誘ってくれた姉にも感謝‼️

「石垣島、またやーさい‼️」

by瓜坊家(うりぼや)


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